
幸運を拾うごみ拾い日記|2025年6月14日(土)
大阪もすっかり梅雨に入り、雨の日が続いています。
今朝も小雨が降っていましたが、今週はあまり運拾い活動ができていなかったので、近場を少しだけ歩いてみることにしました。
すると、すぐに黒くて四角い物体を発見。
近づいてみると、それは時計でした。ガラス面が割れていて、もう動いていない様子。
おそらく、誰かが壊れてしまった時計をそのまま捨てていったのでしょう。
でも、雨に濡れながらうつむいているようなその姿が、なんともさみしげに見えました。
きっとこの時計も、かつては持ち主の生活を支えていた大切な道具だったはず。
「何時までに出かけよう」「そろそろお昼かな」
そんなふうに、日々の時間を一緒に刻んでいた相棒だったのかもしれません。
それが今は、壊れて放置され、雨に打たれている…。
その姿に、思わず「かわいそうだな」と感じてしまいました。
もちろん、壊れたものを捨てるのは仕方のないこと。
でも、せめて最後まで丁寧に扱ってあげてほしい――
そんなふうに考えさせられた朝でした。
今日は雨の中、活動しようか少し迷いましたが、
この時計との出会いを通して、大切なことを一つ思い出させてもらえた気がします。
今日も、心の中で大きな“運”を拾えた運拾いでした。