
【2025年6月25日(水)】誕生日に振り返る「運拾い」の歩み
幸運を拾う「ごみ拾い日記」を綴っていきます。
活動を通じて感じたこと、拾ったもの、出会った人など、思うままに書いていきます。
今日は誕生日。
朝、雨が上がっていたので、いつものように運拾い活動へ出発しました。
歩きながら、この1年を静かに振り返っていました。
なかでも一番大きかった出来事は、川辺に捨てられたゴミ袋を回収できたことです。
実はこの「運拾い」活動、始めたのはもう10年ほど前のこと。
当初は週に一度、複数人の仲間と一緒に行っていました。
しかし、コロナ禍の影響で一度活動は休止に。
再開後は、溜まっていた気持ちを発散するように、大雨以外は仕事前に続けるスタイルに変わりました。
仲間も徐々に減っていき、気づけば今ではひとりで続けています。
でも、ひとりだからこそ行動範囲が広がり、川辺のゴミやペットボトルが目につくようになりました。
そして、ゴミのすぐそばで泳ぐ鳥や亀の姿を見たとき――「かわいそうだ」と、心から思いました。
また、川のゴミがやがて海へ流れ、生態系にまで影響しているという現実も知りました。
問題は、川辺までの高さが約4メートルあり、簡単には降りて拾いに行けないこと。
「どうしたら拾えるのか?」
そんな問いを抱えたまま試行錯誤を続け、ふと浮かんだのが、釣り竿にフックをつけて“釣り上げる”というアイデアでした。
誰かに教わったのではなく、自分で考えたこの方法が、実際に機能したときは感動でした。
さらに、活動の様子を知ってもらえたらと思い、YouTube・Instagram・TikTokでも動画投稿を始めました。
予想以上に多くの方に見ていただけて、本当にうれしく思っています。
そして、その発信を通じて人とのつながりも広がり、今では仕事にも役立つコネクションができるようになりました。
今日から始まる新しい1年。
これまでの活動を継続しながら、また新しい挑戦にも取り組んでいきます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
本当に――運拾いを続けてきて良かったと、心から感じています。
🐢 ごみ拾いから始まる “運” と “縁”
これからも、一つひとつの行動が未来へつながっていきます。