
ある日のゴミ拾いで起きた、ちょっと不思議な出来事
毎週続けている「運拾い(うんひろい)」の活動。
この日もいつものように歩道を歩きながら、落ちているゴミを拾っていました。
空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻…。
いつも通りの光景の中で、ふと赤い手袋が落ちているのを見つけました。
何の変哲もないゴミ。
そのときは特に何も感じず、トングで拾って袋に入れただけでした。
もう片方の手袋との“再会”
数百メートルほど歩いた先。
なんと、そこにもう片方の赤い手袋が落ちていたのです。
思わず足を止めて、じっと見つめてしまいました。
「どうやって、こんな離れた場所に?」
「片方ずつ落とすなんて、どんな状況だったんだろう?」
落とした人の姿を想像しながら、
どこか不思議な気持ちでその手袋を拾い上げました。
ゴミ拾いは、街の“物語”を拾う時間
ゴミを拾うという行為は、一見ただの清掃活動。
でも実は、街に残された“物語のかけら”を拾うようなものです。
誰かが慌てていたのかもしれない。
寒い朝に、手袋を落としたまま気づかずに出勤したのかもしれない。
そんな想像をしながら歩く時間は、
ただの「掃除」を超えた“心の整理”のようにも感じます。
“運拾い”という考え方
私はこの活動を「ゴミ拾い」ではなく**「運拾い」と呼んでいます。
落ちているのはゴミだけど、拾っているのは運や気づき、そして小さな幸せ**。
通り過ぎていたら気づかなかった景色や、
誰かの優しさの痕跡に出会えるのも、この活動の魅力です。

まとめ:街をきれいに、自分の心も整える
今回の赤い手袋の出来事を通して、
「ゴミ拾い」は単なるボランティアではなく、
自分を見つめ直すきっかけになる時間だとあらためて感じました。
もしあなたの街でも落ちているゴミを見かけたら、
少しだけ立ち止まってみてください。
もしかすると、あなたにも“運”が転がっているかもしれません。
寝屋川で続けている「運拾い」活動は、
YouTube・TikTok・Instagram・X(旧Twitter)でも動画や写真で発信しています。
川辺や歩道の清掃を通じて、少しでも地域の環境をきれいに、
そして“拾えば運がよくなる”という気持ちを広めていけたらと思っています。
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