
いつものように、歩道のゴミ拾いをしていたときのこと。
ふと視界に入ったのは、
車道の端にぽつんと落ちているテニスボール。
正直、少し違和感がありました。
「え?なんでこんな場所に?」
これまでにも、空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻などは何度も拾ってきました。
でもテニスボールを拾ったのは、今回がはじめてでした。
「なぜここに?」と考えた瞬間
そのとき、ふといつもと違う感覚がありました。
「誰が落としたんやろう?」
「どんな状況でここに来たんやろう?」
・子どもが遊んでいて転がってきた?
・車の中に積んでいて落ちた?
・誰かが運動帰りに落とした?
いろんな想像が頭に浮かびました。
普段は“ゴミ”として見ていたものに、
初めて“背景”を感じた瞬間でした。
ただ拾うだけじゃない「運拾い」
これまでのゴミ拾いは、
「落ちているから拾う」というシンプルな行動でした。
でもこの日は違いました。
ひとつのゴミに対して、少しだけ立ち止まり、
その背景やストーリーに思いを巡らせている自分がいました。
すると、不思議とただのゴミ拾いが、
少しだけ意味のある時間に変わった気がしたんです。

見え方が変わると、行動も変わる
ゴミのひとつひとつに理由がある。
そう思うと、
「ただ汚れているから拾う」ではなく、
「この場所を少し整える」という感覚に近くなりました。
そして同時に、
「自分が何かを落とさないようにしよう」という意識も、
自然と強くなった気がします。
今日もひとつ、運拾い
テニスボールひとつで、
こんなに考えることになるとは思いませんでした。
でも、こういう小さな気づきが、
日常の見え方を少し変えてくれるのかもしれません。
今日もひとつ、運拾い。
また次は、どんな“物語”を拾うんやろうか。

